講演会概要
「大事業承継時代の羅針盤」の出版記念キャラバンを全国にて開催いたしました。
去る4月27日(金)東京帝国ホテルで100名近い参加者を集めて開催された東京キャラバンを皮切りに
福岡、大阪、京都、札幌と全国にて開催。
各エリアの開催概要は下記よりご覧ください。
<京都会場>
著者の小西先生が監事を務める(一社)100年経営研究機構 協力の元、創業140年を超える近江牛すき焼きの名店“毛利志満”の後継者である森嶋利成さんをゲストに迎え、講演会と交流会を実施いたします。
講演会の第一部では「100年経営の歩き方」と題して、長寿企業大国にっぽんである日本の100年超企業から何を学び、何を生かしていくべきかについて100年経営研究機構 専務理事 藤村雄志 氏より講演をいただきます。
第二部は「大事業承継時代の羅針盤」と題し、『大事業承継時代の羅針盤』著者である小西孝幸先生より、これまで200件を超える事業承継のケースをこなしてきた結果見えてきた「事業承継の基礎と原理原則」について、様々な事例を元にダイジェスト版の講演をお届けいたします。
第三部では「京都において事業承継を考える」と題し、ゲストや会場参加者からの質問にお答えするパネルディスカッションを行います。
事業承継の専門家や当事者の方は、明日から現場で活かせるノウハウが得られる場になることでしょう。
また、直接の当事者でない方にとっても豊富な事例やデータから現在、国として直面している大廃業時代を正しく認識し、どのようにあるべきかを考える指針を得ることができる場となることでしょう。
一人でも多くの皆様と当日お会いできますことを楽しみにしております。
【開催日時】 2018年9月13日(木)19:00~21:30(18:30受付開始)
【開催場所】 キャンパスプラザ京都2階 第2会議室
地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR各線「京都駅」 徒歩5分
【内容】
19:00~19:40 「100年経営の歩き方」
長寿企業大国にっぽんである日本の100年超企業研究から、何を学び
何を生かしていくべきかについて100年経営研究機構 専務理事 藤村氏よりお話しいたします。
19:40~20:20 「大事業承継時代の羅針盤」
『大事業承継時代の羅針盤』著者である小西先生より
これだけは知っておいたほうが良い「事業承継の基礎と原理原則」について
ダイジェスト版でお届けいたします。
20:20~20:55 「京都において事業承継を考える」
ゲストや会場の参加者の質問にお答えしながらパネルディスカッションを行います。
21:00~21:30 交流会
【参加費】 3,000円(書籍1冊プレゼント)
【定員】 30名(先着)
【ゲスト】
森島商事株式会社(「近江牛 毛利志満」)営業部
1981年滋賀県生まれ。上智大学フランス文学科卒業後、2008年東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻・修士課程修了。創業から140年近く、滋賀県近江八幡市にて近江牛の肥育・精肉加工・販売・レストラン業務までを一貫して行う森島商事(株)(「近江牛 毛利志満」)に入社。牧場部・長浜黒壁店・経営企画室・本店接客部・精肉部を経て、現在は営業部に所属。新しい形態の宣伝・広報活動の一環として自社の企業文化誌『ネノネ』を毎年発行している。
一般社団法人100年経営研究機構 専務理事 兼 事務局長
株式会社VALCREATION 代表取締役
同志社大学中小企業マネジメント研究センター 嘱託研究員
山口県宇部市出身。同志社大学卒業後、経営コンサルティング勤務を経て2004年に独立。現在は株式会社VALCREATIONを軸に3社のマネジメントを行う傍ら、一般社団法人100年経営研究機構 専務理事 兼 事務局長として企業が永続するための原理原則を探るべく研究活動に勤しむ。大学時代にインターネットバブル、独立間もない時期に新興市場バブルを経験するも、行き過ぎた金融資本主義に違和感を抱きつつ翻弄された自身の経験から、若い経営者こそ“人徳”や“教養”が必要であると気づく。若手経営者に必要なエッセンスを「100年経営」を通して学んでもらおうと、教育機会の創出に力を入れている。
【運営】
主催:「大事業承継時代の羅針盤」実行委員
協力:一般社団法人100年経営研究機構
<100年経営研究機構とは>
100年経営研究機構は、100年企業のデータベースを運営、管理し、経営者や経営実務者が100年経営について学ぶ機会を提供する団体です。
日本国内には100年以上続く企業が2万6千社以上存在し、世界の100年企業の実に4割が日本に集中しています。一方で、中小企業庁の発表によると、2015年に倒産した企業は8,812社にも上ります。このシビアな数字を前に、企業は何をどうすればいいのでしょうか。
その問いに対する答えは一つに絞れるものではなく、存続する長寿企業にとっては、さらに100年という未来につなげるための継続的な課題でもあります。
しかし、昨今の短期的な利益追求を目的とする金融資本主義から脱却し、新たな経営スタンダードを導くためのヒントが、「100年経営」の中には充分に詰まっていると私たちは感じています。温故知新の精神を大切にしながら、日本の長寿企業、そして日本的経営の研究・考察を深めていくこと。それがひいては日本的経営を世界に発信することにつながると確信し、100年経営研究機構は活動を行っております。
一般社団法人100年経営研究機構の詳細は こちらをご覧ください。
100年経営研究機構では、監事をつとめる小西孝幸先生の出版キャラバンを応援しております。
【京都会場 開催レポート】
9月13日(木)、キャンパスプラザ京都にて「大事業承継時代の羅針盤」出版記念講演 in 京都を開催いたしました。本講演会は、小西孝幸・小林将也著「大事業承継時代の羅針盤」の出版を記念した全国キャラバンの最終回として、著者の小西先生も監事として運営に関わっている100年経営研究機構協力の元、創業140年を超える近江牛すき焼きの名店「毛利志満」の後継者である森嶋利成さんをゲストに迎え開催いたしました。
冒頭の基調講演では「100年経営の歩き方」と題して、100年経営研究機構専務理事 藤村雄志 氏よりご講演いただきました。「日本にどれほどの100年超企業が存在し、京都は全国で何番目に100年超企業/200年超企業が多いのか」「京都を代表する長寿企業」について情報を共有した上で、近畿地方の休廃業率データをお伝えしながら、後継者不足により大廃業時代が到来しつつある現実を伝えました。
次のプログラムでは「大事業承継時代の羅針盤」と題して著者の小西孝幸先生よりご講演をいただきました。事業承継において、後継者がいるか・いないかを明確にする必要性があり、“株式を分散させないこと”が重要であると強調しました。またよくある事例として、先代(会長)が株を譲りたくないと言った際どのように向き合っていくべきか、考え方と技術について説明しました。
講演の後はパネルディスカッションを行いました。森島商事株式会社(近江牛 毛利志満)後継者の森嶋利成さん、著者の小西孝幸先生、小林将也先生の計3名にパネラーとしてご登壇いただき、モデレーターを藤村雄志 氏が務めました。テーマは「専門家と後継者、双方の視点から事業承継を考える」。
まず、森嶋さんより著書「大事業承継時代の羅針盤」の感想を伺った後、本講演を受けて「事業承継を円滑に進めるために持株会社を作ったり黄金株を持たせたりといろいろな施策があるが、実際にそれらは必要なのか?」という素朴で本質を突いた質問をいただきました。
小西先生は「100年以上続いているような老舗企業にはそのような施策は必要ないかもしれない」と回答し、老舗企業の経営者は次世代へ継承することを当たり前のように考えているが、創業社長の場合はそもそも「事業を承継する」という意識を持っていない経営者が多く、我が子同然に愛情をかけて育てた会社を他の人に任せたくない、と思っている人も少なくない、という現実を伝えました。同様に小林先生からも事業承継の難しさは「事業を承継しようと思ってもらうこと」であり、そのための啓蒙活動を強化していかなければならないとまとめました。事業がつながっていく感覚を当然のように持ち合わせている老舗企業と異なり、創業社長の場合は専門家が事業承継をアドバイスしお手伝いをしていく必要があるのです。
会場からは「今から未来の事業承継に向けて準備できることはありますか?」という質問をいただき、小西先生は「仕事の現場や自分自身が生き生きと働いている姿を見せることが重要」とアドバイスしました。
パネルディスカッション終了後は、同会場にて交流会を行い、登壇者・参加者で情報交換を行いながら交流を深めました。
東京にてスタートした「大事業承継時代の羅針盤」出版キャラバン。最終回の京都講演が終了いたしました。日本の主要都市にて、経営者・士業向けに事業承継の重要性と具体的な進め方、注意事項についてお話しをしてまいりましたが、「大廃業時代」を「大事業承継時代」へと導くためのヒントとなりましたら幸いです。
本キャラバンにご協力をいただきました実行委員の皆様、ゲストとして講演会に深みを持たせてくださった皆様、各地で講演会にご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
<札幌会場>
今回は札幌で多くの中小企業をサポートされている弁護士法人太田・小幡綜合法律事務所と(一社)100年経営研究機構 協力の元、同法律事務所の代表弁護士 小幡朋弘氏をゲストに迎え、講演会と懇親会を実施いたします。
第一部では「100年経営の歩き方」と題して、長寿企業大国にっぽんである日本の100年超企業から何を学び、何を生かしていくべきかについて100年経営研究機構 専務理事 藤村雄志氏より講演をいただきます。
第二部は「大事業承継時代の羅針盤」と題し、『大事業承継時代の羅針盤』著者である小西孝幸先生より、これまで200件を超える事業承継のケースから見えてきた「事業承継の基礎と原理原則」について、様々な事例を元にダイジェスト版の講演をお届けいたします。
第三部では「札幌において事業承継を考える」と題し、ゲストや会場参加者からの質問にお答えするパネルディスカッションを行います。
事業承継の専門家や当事者の方は、明日から現場で活かせるノウハウが得られる場になることでしょう。
直接の当事者でない方にとっても、豊富な事例やデータから、国として今直面している大廃業時代を正しく認識し、どのようにあるべきかを考える指針を得ることができる場となることでしょう。
一人でも多くの皆様と当日お会いできますことを楽しみにしております。
【開催日時】 2018年7月23日(月)14:00~16:00(13:45受付開始)
【開催場所】 道銀ビル12階 会議室
地下鉄南北線/東豊線、JR函館本線「札幌駅」 徒歩12分
【内容】
14:00~14:40 「100年経営の歩き方」
長寿企業大国にっぽんである日本の100年超企業研究から、何を学び
何を生かしていくべきかについて100年経営研究機構 専務理事 藤村氏よりお話しいたします。
14:40~15:20 「大事業承継時代の羅針盤」
『大事業承継時代の羅針盤』著者である小西先生より
これだけは知っておいたほうが良い「事業承継の基礎と原理原則」について
ダイジェスト版でお届けいたします。
15:20~15:50 「札幌において事業承継を考える」
ゲストや会場の参加者の質問にお答えしながらパネルディスカッションを行います。
16:00~16:45 交流会
【参加費】 3,000円(書籍1冊プレゼント)
【定員】 50名(先着)
【ゲスト】
弁護士法人太田・小幡綜合法律事務所
代表弁護士
一般社団法人100年経営研究機構 専務理事 兼 事務局長
株式会社VALCREATION 代表取締役
同志社大学中小企業マネジメント研究センター 嘱託研究員
山口県宇部市出身。同志社大学卒業後、経営コンサルティング勤務を経て2004年に独立。現在は株式会社VALCREATIONを軸に3社のマネジメントを行う傍ら、一般社団法人100年経営研究機構 専務理事 兼 事務局長として企業が永続するための原理原則を探るべく研究活動に勤しむ。大学時代にインターネットバブル、独立間もない時期に新興市場バブルを経験するも、行き過ぎた金融資本主義に違和感を抱きつつ翻弄された自身の経験から、若い経営者こそ“人徳”や“教養”が必要であると気づく。若手経営者に必要なエッセンスを「100年経営」を通して学んでもらおうと、教育機会の創出に力を入れている。
【運営】
主催:「大事業承継時代の羅針盤」実行委員
協力:弁護士法人太田・小幡綜合法律事務所、一般社団法人100年経営研究機構
<100年経営研究機構とは>
100年経営研究機構は、100年企業のデータベースを運営、管理し、経営者や経営実務者が100年経営について学ぶ機会を提供する団体です。
日本国内には100年以上続く企業が2万6千社以上存在し、世界の100年企業の実に4割が日本に集中しています。一方で、中小企業庁の発表によると、2015年に倒産した企業は8,812社にも上ります。このシビアな数字を前に、企業は何をどうすればいいのでしょうか。
その問いに対する答えは一つに絞れるものではなく、存続する長寿企業にとっては、さらに100年という未来につなげるための継続的な課題でもあります。
しかし、昨今の短期的な利益追求を目的とする金融資本主義から脱却し、新たな経営スタンダードを導くためのヒントが、「100年経営」の中には充分に詰まっていると私たちは感じています。温故知新の精神を大切にしながら、日本の長寿企業、そして日本的経営の研究・考察を深めていくこと。それがひいては日本的経営を世界に発信することにつながると確信し、100年経営研究機構は活動を行っております。
一般社団法人100年経営研究機構の詳細は こちらをご覧ください。
100年経営研究機構では、監事をつとめる小西孝幸先生の出版キャラバンを応援しております。
【札幌会場 開催レポート】
7月23日(月)札幌 道銀ビルにて、「大事業承継時代の羅針盤」出版記念講演in札幌を開催いたしました。本講演会は、小西孝幸・小林将也著「大事業承継時代の羅針盤」の出版を記念した全国キャラバンの第4弾として、著者の小西先生も幹事として運営に関わっている100年経営研究機構と札幌を拠点に活動の幅を広げている、弁護士法人太田・小幡綜合法律事務所の協力の元、開催いたしました。
当日は、太田・小幡綜合法律事務所の関係先を含む多くの士業の方にご参加いただきました。弁護士、税理士、会計士、社労士、司法書士、生命保険コンサルタントなど、普段から経営者を支援する立場の方がほとんどで、これまでのキャラバンとは異なり、いかに経営者をサポートするべきか、という点に力点に置いて講演を行いました。
冒頭の基調講演では「100年経営の歩き方」と題して、100年経営研究機構専務理事 藤村雄志 氏よりご講演をいただきました。各キャラバン同様に「日本にどれほどの100年超企業が存在し、北海道は全国で何番目に100年超企業が多いのか」、「北海道を代表する長寿企業」「札幌を代表する長寿企業」について情報を共有いたしました。また、北海道の休廃業率データをお伝えしながら、後継者不足により大廃業時代が到来しつつある現実を訴えました。
基調講演の流れを組んで、次のプログラムでは「大事業承継時代の羅針盤」と題して、著者の小西孝幸先生よりご講演をいただきました。参加者が士業中心であることから、普段の講演よりも実際の事例を多く用いて、事業承継に対して中小企業経営者はどのように考えているのか、という現実をお伝えし、問題意識を喚起しました。
講演の後は、パネルディスカッションを行いました。弁護士法人太田・小幡綜合法律事務所代表弁護士の小幡朋弘 氏、著者の小西孝幸先生、小林将也先生の計3名にパネラーとしてご登壇いただき、モデレーターを藤村雄志 氏が務めました。テーマは「札幌における事業承継を考える」。それぞれの立場から、札幌の中小企業経営者が事業承継を進めるにあたって、何が課題でそれをどのように解決していけばよいのか、について話し合いました。参加者からも様々な質問があがり、会場が一体となって札幌の企業の事業承継をどのようにサポートしていけば良いのか、という点を話し合いました。
パネルディスカッション終了後は、同会場にて交流会を行い、登壇者・参加者で情報交換を行いながら交流を深めました。
東京にてスタートした「大事業承継時代の羅針盤」出版キャラバン。第4弾の札幌会場が終了いたしました。次回は9月に京都会場を予定しております。
次回も現地にて、多くの方にお会いできますことを楽しみにしております。
<大阪会場>
第一部では「100年経営の歩き方」と題して、長寿企業大国にっぽんである日本の100年超企業から何を学び、何を生かしていくべきかについて100年経営研究機構 専務理事 藤村雄志 氏より講演をいただきます。
第二部は「大事業承継時代の羅針盤」と題し、『大事業承継時代の羅針盤』著者である小西孝幸先生より、これまで200件を超える事業承継のケースをこなしてきた結果見えてきた「事業承継の基礎と原理原則」について、様々な事例を元にダイジェスト版の講演をお届けいたします。
第三部では「大阪において事業承継を考える」と題し、ゲストや会場参加者からの質問にお答えするパネルディスカッションを行います。
講演会後には懇親会を予定しておりますので、新しい交流の場としてもご活用いただければと思います。
事業承継の専門家や当事者の方は、明日から現場で活かせるノウハウが得られる場になることでしょう。
また、直接の当事者でない方にとっても豊富な事例やデータから現在、国として直面している大廃業時代を正しく認識し、どのようにあるべきかを考える指針を得ることができる場となることでしょう。
一人でも多くの皆様と当日お会いできますことを楽しみにしております。
【開催日時】 2018年6月22日(金)19:00~21:40(18:30受付開始)
第一部 講演会 19:00〜20:50
第二部 懇親会 21:00〜21:40
【開催場所】 billage OSAKAイベントルーム
【内容】
<第一部 講演会>
19:00~19:40 「100年経営の歩き方」
長寿企業大国にっぽんである日本の100年超企業研究から、何を学び
何を生かしていくべきかについて100年経営研究機構 専務理事 藤村氏よりお話しいたします。
19:40~20:20 「大事業承継時代の羅針盤」
『大事業承継時代の羅針盤』著者である小西先生より
これだけは知っておいたほうが良い「事業承継の基礎と原理原則」について、ダイジェスト版でお届けいたします。
20:20~20:50 「大阪において事業承継を考える」
ゲストや会場の参加者の質問にお答えしながらパネルディスカッションを行います。
<第二部 懇親会>
【参加費】 2,000円
【定員】 50名(先着)
【ゲスト】
同志社大学商学部教授
同志社大学中小企業マネジメント研究センターセンター長
1978年山口県宇部市生。2006年神戸商科大学(現兵庫県立)大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。2006年阪南大学経営情報学部専任講師。同大学准教授、教授を経て2015年同志社大学商学部准教授、2018年から現職。博士(経営学)(兵庫県立大学)。
主要業績は『現代中小企業の発展プロセス―サプライヤー関係・下請制・企業連携―』(ミネルヴァ書房、2011年)(財団法人商工総合研究所中小企業研究奨励賞準賞)『タイビジネスと日本企業』(共編著)(同友館、2012年)『21世紀中小企業のネットワーク組織―ケース・スタディからみるネットワークの多様性―』(共編著)(同友館、2017年)など多数。
有限会社秋村泰平堂 代表取締役
大阪の中心地で提灯に携わりおよそ100年、創業大正10年の老舗企業四代目社長を務める。製造と加工を一貫して行うことから得られる知識を活かして、商品ごとの最適な加工方法をお伝えする提案力を強みとしている。また、神社やお寺に飾る昔ながらの提灯だけでなく、家紋入り提灯や店舗ごとのオリジナル提灯の作成にも力を入れ、活躍の場を広げている。
一般社団法人100年経営研究機構 専務理事 兼 事務局長
株式会社VALCREATION 代表取締役
同志社大学中小企業マネジメント研究センター 嘱託研究員
山口県宇部市出身。同志社大学卒業後、経営コンサルティング勤務を経て2004年に独立。現在は株式会社VALCREATIONを軸に3社のマネジメントを行う傍ら、一般社団法人100年経営研究機構 専務理事 兼 事務局長として企業が永続するための原理原則を探るべく研究活動に勤しむ。大学時代にインターネットバブル、独立間もない時期に新興市場バブルを経験するも、行き過ぎた金融資本主義に違和感を抱きつつ翻弄された自身の経験から、若い経営者こそ“人徳”や“教養”が必要であると気づく。若手経営者に必要なエッセンスを「100年経営」を通して学んでもらおうと教育機会の創出に力を入れている。
【運営】
主催:「大事業承継時代の羅針盤」実行委員
協力:一般社団法人100年経営研究機構
<100年経営研究機構とは>
100年経営研究機構は、100年企業のデータベースを運営、管理し、経営者や経営実務者が100年経営について学ぶ機会を提供する団体です。
日本国内には100年以上続く企業が2万6千社以上存在し、世界の100年企業の実に4割が日本に集中しています。一方で、中小企業庁の発表によると、2015年に倒産した企業は8,812社にも上ります。このシビアな数字を前に、企業は何をどうすればいいのでしょうか。
その問いに対する答えは一つに絞れるものではなく、存続する長寿企業にとっては、さらに100年という未来につなげるための継続的な課題でもあります。
しかし、昨今の短期的な利益追求を目的とする金融資本主義から脱却し、新たな経営スタンダードを導くためのヒントが、「100年経営」の中には充分に詰まっていると私たちは感じています。温故知新の精神を大切にしながら、日本の長寿企業、そして日本的経営の研究・考察を深めていくこと。それがひいては日本的経営を世界に発信することにつながると確信し、100年経営研究機構は活動を行っております。
一般社団法人100年経営研究機構の詳細は こちらをご覧ください。
100年経営研究機構では、監事をつとめる小西孝幸先生の出版キャラバンを応援しております。
【大阪会場 開催レポート】
6月22日(金)billage OSAKAにて、「大事業承継時代の羅針盤」出版記念講演 in 大阪を開催いたしました。本講演会は、小西孝幸・小林将也著「大事業承継時代の羅針盤」の出版を記念した全国キャラバンの第3弾として、著者の小西先生も監事として運営に関わっている100年経営研究機構協力の元、同志社大学商学部教授の関智宏先生と老舗提灯屋 有限会社秋村泰平堂 4代目の秋村敬三さんをゲストに迎え、開催いたしました。
冒頭の基調講演では「100年経営の歩き方」と題して、100年経営研究機構専務理事 藤村雄志 氏よりご講演いただきました。前回の福岡キャラバン同様に「日本にどれほどの100年超企業が存在し、大阪では全国で何番目に100年超企業が多いのか」、「大阪を代表する長寿企業」について情報を共有いたしました。また近畿地域の休廃業率データをお伝えしながら、後継者不足により大廃業時代が到来しつつある現実を伝えました。
次のプログラムでは「大事業承継時代の羅針盤」と題して、著者の小西孝幸先生よりご講演をいただきました。小西先生は事業承継に向けて経営者がやらなければならないことや業承継でありがちな失敗について説明し、更には先代と後継者が納得して事業承継を行うための新しい仕組みをお伝えしました。
講演の後はパネルディスカッションを行いました。同志社大学商学部教授の関智宏教授と有限会社秋村泰平堂 代表取締役の秋村敬三さん、著者の小西孝幸先生、小林将也先生の計4名にパネラーとしてご登壇いただき、モデレーターを藤村雄志 氏が務めました。テーマは「大阪における事業承継を考える」。それぞれの立場から、大阪の中小企業経営者が事業承継を進めるにあたって何が課題でそれをどのように解決していけばよいのか、について話し合いました。事業承継をするにあたり課題となる株式の移譲について、秋村さん自身は数年をかけて税金がかからない範囲で少しずつ移しましたと話し、「理想的な方法です」と小林先生が補足しました。関先生からはこれからの時代は息子の後継者は勿論のこと、娘の教育も重要なのではないかと問題提起しました。
パネルディスカッション終了後は同会場にて懇親会を行い、関先生に乾杯のご発声をお願いし、登壇者・参加者で情報交換を行いながら交流を深めました。懇親会の最後に小西先生より本日の御礼と今後の豊富をお伝えし、終了となりました。
東京にてスタートした「大事業承継時代の羅針盤」出版キャラバン。第3弾の大阪会場が終了いたしました。
次回は7月に札幌会場を予定しております。
次回も現地にて、多くの方にお会いできますことを楽しみにしております。
<福岡会場>
福岡を本拠地に東京、大阪、沖縄で活動している司法書士法人みつ葉グループ共催で開催いたします。
第一部では「100年経営の歩き方」と題して、長寿企業大国にっぽんである日本の100年超企業から
何を学び、何を生かしていくべきかについて100年経営研究機構 専務理事 藤村雄志 氏より講演をいただきます。
第二部は「大事業承継時代の羅針盤」と題し、『大事業承継時代の羅針盤』著者である小西孝幸先生より、これまで200件を超える事業承継のケースをこなしてきた結果見えてきた「事業承継の基礎と原理原則」について、様々な事例を元にダイジェスト版の講演をお届けいたします。
第三部では「福岡において事業承継を考える」と題し、ゲストや会場参加者からの質問にお答えするパネルディスカッションを行います。
事業承継の専門家や当事者の方は、明日から現場で活かせるノウハウが得られる場になることでしょう。
また、直接の当事者でない方にとっても豊富な事例やデータから現在、国として直面している大廃業時代を正しく認識し、どのようにあるべきかを考える指針を得ることができる場となることでしょう。
一人でも多くの皆様と当日お会いできますことを楽しみにしております。
【開催日時】 2018年5月18日(金)18:30~22:00(開場:18:00)
第一部 講演会 18:30〜20:00
第二部 懇親会 20:00〜22:00
【開催場所】 西鉄グランドホテル 2F プレジール
【内容】
<第一部 講演会>
18:30~18:50 「100年経営の歩き方」
長寿企業大国にっぽんである日本の100年超企業研究から、何を学び
何を生かしていくべきかについて100年経営研究機構 専務理事 藤村氏よりお話しいたします。
18:50~19:30 「大事業承継時代の羅針盤」
『大事業承継時代の羅針盤』著者である小西先生より
これだけは知っておいたほうが良い「事業承継の基礎と原理原則」について、ダイジェスト版でお届けいたします。
19:30~20:00 「福岡において事業承継を考える」
ゲストや会場の参加者の質問にお答えしながらパネルディスカッションを行います。
<第二部 懇親会>
【参加費】 10,000円 <飲食代含む。西洋料理7品、飲放題つき>
【定員】 50名(先着)
【ゲスト】
司法書士法人みつ葉グループ 代表
福岡県大野城市出身。東京・大阪・福岡・沖縄に拠点展開、現在スタッフ約60名を抱える。信託会社の設立を試みるなど、士業の枠に囚われないビジネスを展開し、上場に向けて奮闘中。分かりやすい言葉で本質をかみ砕いたセミナーには定評があり、講師をつとめるセミナーは年間100回を超える。2016年には「家族信託の教科書」を上梓。分かりやすい入門書として好評を博し、約1万部の売上を記録。テレビ西日本「ももち浜ストア」コメンテーターを務める。
一般社団法人100年経営研究機構 専務理事 兼 事務局長
株式会社VALCREATION 代表取締役
同志社大学中小企業マネジメント研究センター 嘱託研究員
山口県宇部市出身。同志社大学卒業後、経営コンサルティング勤務を経て2004年に独立。現在は株式会社VALCREATIONを軸に3社のマネジメントを行う傍ら、一般社団法人100年経営研究機構 専務理事 兼 事務局長として企業が永続するための原理原則を探るべく研究活動に勤しむ。大学時代にインターネットバブル、独立間もない時期に新興市場バブルを経験するも、行き過ぎた金融資本主義に違和感を抱きつつ翻弄された自身の経験から、若い経営者こそ“人徳”や“教養”が必要であると気づく。若手経営者に必要なエッセンスを「100年経営」を通して学んでもらおうと、教育機会の創出に力を入れている。
マニュライフ生命保険株式会社
チーフエグゼクティブ・ プランライトアドバイザー
ユニットマネージャー
山口県下関市出身。立命館大学卒業後、京都の着物販売会社に入社。初年度から個人売上1億円を超えるトップセーラーを6年間、エリア責任者を3年間継続し人材コンサルティング会社へ転職。4年間に渡って地方の中小企業に特化した優秀な人材採用や育成のノウハウ、次世代へ繋ぐ組織づくりのコンサルティングに奔走する。2011年よりマニュライフ生命保険株式会社へ転職。顧客志向を貫いた保険のセカンドオピニオンをモットーに、個人や企業の利益を最大化する保険活用を提案し、紹介の連鎖を生んでいる。博多営業所6年間連続MVP。2018年度MDRT成績資格会員。
【運営】
主催:「大事業承継時代の羅針盤」実行委員
共催:司法書士法人みつ葉グループ
協力:一般社団法人100年経営研究機構
<100年経営研究機構とは>
100年経営研究機構は、100年企業のデータベースを運営、管理し、経営者や経営実務者が100年経営について学ぶ機会を提供する団体です。
日本国内には100年以上続く企業が2万6千社以上存在し、世界の100年企業の実に4割が日本に集中しています。一方で、中小企業庁の発表によると、2015年に倒産した企業は8,812社にも上ります。このシビアな数字を前に、企業は何をどうすればいいのでしょうか。
その問いに対する答えは一つに絞れるものではなく、存続する長寿企業にとっては、さらに100年という未来につなげるための継続的な課題でもあります。
しかし、昨今の短期的な利益追求を目的とする金融資本主義から脱却し、新たな経営スタンダードを導くためのヒントが、「100年経営」の中には充分に詰まっていると私たちは感じています。温故知新の精神を大切にしながら、日本の長寿企業、そして日本的経営の研究・考察を深めていくこと。それがひいては日本的経営を世界に発信することにつながると確信し、100年経営研究機構は活動を行っております。
一般社団法人100年経営研究機構の詳細は こちらをご覧ください。
100年経営研究機構では、監事をつとめる小西孝幸先生の出版キャラバンを応援しております。
【福岡会場 開催レポート】
5月18日(金)福岡 西鉄グランドホテルにて、「大事業承継時代の羅針盤」出版記念講会in福岡を開催いたしました。本講演会は、小西孝幸、小林将也著「大事業承継時代の羅針盤」の出版を記念した全国キャラバンの第二弾であり、当日は30名近い参加者にお集まりいただきました。著者の小西先生も監事として運営に関わっている100年経営研究機構協力の元、福岡を本拠地に東京、大阪、沖縄で活動している司法書士法人みつ葉グループ共催で開催いたしました。
冒頭の“基調講演”では、「100年経営の歩き方」と題して100年経営研究機構 専務理事 藤村雄志 氏よりご講演をいただきました。
長寿企業大国にっぽんと呼ばれる日本の現状や、福岡にどれほどの100年超企業が存在するのか、などのデータをお伝えし、100年超企業から何を学ぶことができるのかという点について具体的に説明しました。更には、「大廃業時代」の到来についてデータを元に明らかにし、その理由は事業承継の準備不足にあると強調しました。
基調講演の流れを汲んで、次のプログラムでは「大事業承継時代の羅針盤」と題して、著者の小西孝幸先生よりご講演をいただきました。小西先生は、事業承継に向けて経営者がやらなければならないことを説明し、その後、実際の事業承継で起こりがちな失敗について具体例を元にお伝えしました。事業承継は無知のまま進めてしまうと、後々後悔するような大きな失敗へとつながります。参加者の方も普段聞き慣れない「事業承継」が実は経営に置いて重要なことだと認識を新たにしていました。
講演の後は、パネルディスカッションを行いました。司法書士法人みつ葉グループ代表の島田雄左 氏、マニュライフ生命保険株式会社の村上真也 氏、「大事業承継時代の羅針盤」著者の小西孝幸先生、小林将也先生の計4名にパネラーとしてご登壇いただき、モデレーターを藤村雄志 氏が務めました。テーマは「福岡における事業承継を考える」。それぞれの立場から、福岡の中小企業経営者が事業承継を進めるにあたって、何が課題でそれをどのように解決していけばよいのか、について話し合いました。
パネルディスカッション終了後、会場は懇親会へと移りました。
島田雄左 氏に乾杯のご発声をいただき、その後は参加者同士で交流を楽しみながら、グランドホテルの西洋料理を楽しみました。
東京にてスタートした、「大事業承継時代の羅針盤」出版キャラバン。第二弾の福岡会場が終了し、次回は6月中旬に京都、大阪会場を、7月上旬には札幌会場を予定しております。他、名古屋、金沢会場も現在調整中です。
次回もまた現地にて、多くの方にお会いできますことを楽しみにしております。
<東京会場>
【開催日時】 2018年4月27日(金)19:00~21:00 (開場:18:30)
【開催場所】 帝国ホテル 2F 蘭の間
【参加費】 12,000円 <ご飲食代含む。書籍1冊プレゼント>
【定員】 100名(先着)
【ゲスト】
日本経済大学大学院 特任教授
一般社団法人100年経営研究機構 代表理事
1942年生まれ。東京大学経済学部卒。大学卒業後NEC 入社。1974年ハーバード大学ビジネススクールにてMBA取得。1997年から1999年まで(財) 国民経済研究協会・常務理事(兼) 企業環境研究センター所長。1999年静岡産業大学国際情報学部教授、2005年光産業創成大学院大学統合エンジニアリング分野教授を経て、2011年より日本経済大学渋谷キャンパス教授に就任し、同経営学部長を経て、2016年4月から現職。2015年(一社)100年経営研究機構設立、代表理事に就任。経営戦略(企業の持続的成長) を専門分野とし、日本における長寿企業、ファミリービジネス研究の第一人者。国内外の大学における教育活動及び大手企業など各方面での講演・セミナーを積極的にこなしている。
静岡県立大学 経営情報学部 准教授
大和証券(株)入社後、本社人事部、大和証券SMBC (株)金融法人部を経て、2014年より日本経済大学経営学部准教授、2018年より静岡県立大学経営情報学部准教授就任。現在、ファミリー企業の事業承継について経営学の観点から研究を行う。大学での活動を軸に、国内外での研究発表、ビジネススクールにおける社会人向けの教育に従事する。
【運営】
実行委員:株式会社VALCREATION 代表取締役 藤村 雄志
実行委員長:株式会社実務経営サービス営業企画部シニアマネージャー 江面洋治 様
税理士法人矢崎会計事務所 代表社員 公認会計士 税理士 矢崎誠一 様
プルデンシャル生命保険株式会社 首都圏第三支社 第二営業所
エグゼクティブ・ライフプランナー 木村 一範 様
【東京会場 開催レポート】
4月27日(金)、東京帝国ホテルにて、「大事業承継時代の羅針盤」出版記念パーティを開催いたしました。本パーティは、小西孝幸、小林将也著「大事業承継時代の羅針盤」の出版を記念した全国キャラバンの第一弾であり、当日は100名近い参加者にお集まりいただき、盛大にパーティを催しました。
冒頭、本書の著者であるワイズパートナーズ税理士法人 代表社員の小西孝幸より、事業承継専門税理士としてスタートした転機やこうして著書を出版し多くの方にお祝いしていただけることに対して、ご来場いただいている皆さまへ感謝の想いを伝えました。
その後、出版キャラバン実行委員長である、株式会社VALCREATION代表取締役 藤村雄志よりご挨拶を申し上げ、本著の担当編集者である同友館 佐藤文彦様から、感謝の気持ちとタイトルが大変好評であるというお話をいただきました。
一通りのご挨拶の後、出版キャラバン実行委員のプルデンシャル生命保険 エグゼクティブ・ライフプランナー 木村 一範 様より乾杯のご発声をいただき、会場は懇親会へと移りました。
贅をこらした帝国ホテルの料理を堪能しながら参加者同士交流を深め、パーティを楽しみました。
懇親会の途中、ご臨席いただきましたゲストの方々より「大事業承継時代の羅針盤」を読んでの感想ということで、
・静岡県立大学 経営情報学部 准教授 落合 康裕先生、
・鳥飼総合法律事務所 パートナー弁護士 福崎 剛志様、
・一般社団法人100年経営研究機構 代表理事 後藤 俊夫先生
よりアカデミックな視点から、あるいは実務の視点からスピーチいただきました。
スピーチの後は、再び懇親の時間を設け、最後にワイズパートナーズ税理士法人 代表社員の小林将也より「今回の出版はスタートであり、今後より多くの経営者を支援できるように努力していきます」という熱い想いをお伝えしました。
最後はサプライズで著者のご家族より花束の贈呈があり、これには両名ともパパの顔をのぞかせて喜んでおりました。
東京にて盛大にスタートした、「大事業承継時代の羅針盤」出版キャラバン。
今後は、福岡、京都、大阪、札幌、名古屋と全国へ展開してまいります。
是非、多くの方にご参加いただけると嬉しく思います。
書籍について
事業承継専門の税理士として活躍する、ワイズパートナーズ税理士法人 代表社員の小西孝幸・小林将也による著書『大事業承継時代の羅針盤』が2018年2月10日に発売されました。
年間100件以上の事業承継案件に携わる二人が、様々な経験を元に培ったエッセンスを詰め込んだ1冊です。
本書では、大事業承継時代と言われる現代、会社を存続させるために欠くことのできない事業承継の具体的な考え方について学ぶことができます。
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「事業承継」は経営者最後の大仕事
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いま目の前にある事業の売上や利益、中期的な事業計画にはシビアですが、「事業承継」という言葉を聞くと途端に消極的になる経営者が多いものです。
しかし、事業承継とは、企業永続のために行う経営者最後の大仕事。
自分にはまだ関係ないと後回しにせず、今、自社の事業承継という課題に向き合い、しっかりと計画を立てて進めていくことが必要です。
事業承継に消極的な経営者には様々な要因があります。
・親族内に後継者がいない
・会社をまかせていいと思えるような社員がまだ育っていない
・自社株承継の仕組みがよくわからない
・相続税が高いと聞いたことがある
・私はまだまだ現役で経営者を続けられると思う
・そもそも何をしたらいいのかわからない
実際にこのような声をよく耳にします。
本著では、これらのモヤモヤを解消する方法と考え方について、具体的な事例を紹介しながらお伝えしています。
是非、自社の事業承継の羅針盤としてご活用ください。
【書籍概要】
「大事業承継時代の羅針盤」(同友館)
定価:1,600円(税別)
著者:小西 孝幸(こにしたかゆき)
小林 将也(こばやしまさや)
発売日:2018年2月10日
◯事業承継は企業永続のために行う経営者最後の大仕事
◯事業承継の出口は、たった4つしかない
◯事業承継で潰れてしまう会社とは、こんな会社
◯事業承継成功の秘訣は経営者の自発性
◯後継者がいない場合はどうする?
◯後継者の影に隠れがちな自社株問題
◯会社が10社あれば、10通りの事業承継がある
著者プロフィール
税理士
1978年生まれ 福岡県北九州市出身
学習院大学法学部法学科卒業後、都内会計事務所へ入社。オーナー系企業を中心に合併・分割といった組織再編業務に数多く携わり、10数年間の実績を積む。2013年 ワイズ・パートナーズ税理士法人 代表社員就任。これまで培ってきた組織再編の知識・経験を活かし、中小企業の事業承継支援に携わるなかで、業界でも数少ない「事業承継専門税理士」として活動していくことを決意。ここ数年の事業承継支援の案件数は200件を超え、昨今の、ビジネスモデルの短命化、事業の多角化といった企業の在り方が多様化する現代において、形だけではない経営者のビジョンや想いを形にした組織づくりを提案することを信条とする。2015年 一般社団法人100年経営研究機構の監事に就任。長寿企業・ファミリービジネス研究の第一人者である日本経済大学大学院特任教授の後藤俊夫氏を代表理事とした一般社団法人100年経営研究機構の活動に携わる。長い歴史を積み重ねてきた事業承継の成功事例でもある長寿企業からの学びを活かし、税務だけにとらわれない、より幅広い視点から中小企業の事業承継をサポートすべく活動している。
税理士
1980年生まれ 埼玉県志木市出身
慶応義塾大学法学部政治学科を卒業後、独立系大手会計事務所に入社。売上100億円を超える超優良法人グループを数多く担当。組織再編業務を中心に大規模な税務調査対応に至るまで、その責任者としてさまざまな案件に従事した実績を持つ。同会計事務所での10数年間に亘る勤務を経て、2012年 ワイズ・パートナーズ税理士法人 代表社員就任。多くの経営者が事業承継という重要な局面で、十分なサービスを受けられていない現実を目の当たりにし、今まで培った組織再編の経験を活かした事業承継専門税理士として活動することを決意する。経営者と接することの多い税理士などの士業やコンサルタントと広く提携し、多くの経営者が抱える事業承継や自社株に関する悩みを解決すべく活躍中。ここ数年間で手掛けた事業承継コンサルティングの案件数は、200件を超える。最近では、その専門性の高さから、特に税理士からの相談依頼が急増しており、顧問税理士との連携にも積極的に取り組むなど活躍の場がさらに広がっている。
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